Amazon Music HDを気軽に聴くにはストリーミング対応したウォークマンがピッタリ
今回取り上げるのはこれ。
昔からソニー派だ。信者というほどでもないが、ソニー製品は大好きだったし、今も大好きだ。
昔、「キューブリック」の愛称で呼ばれていた「CMT-M1」というコンポがあったのを覚えているだろうか。
これを使っていた私は、まだ新卒2年目ぐらいなのに、オフィスの自席に持ち込んで、J-WAVEを聴いたり、MDで音楽を聴いたりしながら仕事をしていた。まあ、外資系ソフトウェア会社で当時はまだ自由闊達な雰囲気があったからだろう。
他にも、ウォークマンやらMDウォークマンやらあれこれ使っていた私だが、ここ最近もやっぱりソニー派だ。
前置きはこれぐらいにして、本題に入ろう。
Amazon Music HDのハイレゾ音源を気軽に聴くには
このブログのアクセス解析をすると、圧倒的にAmazon Music HDを聴くための情報収集が多い事が分かる。一番アクセスが多いのは以下の記事。
次に多いのが、Androidで聴く方法。
そして、このAndroid編の記事、ストリーミング対応したウォークマンを調査したい、というので終わってるんですよね。そして半年放置。本当にすみませんでした。
昨年秋ぐらいにはハイレゾストリーミング対応もきちんとしたみたいなので、そのうち試してみたいと思いつつ2021年。たまに気になってググってみるのですが、あまり確たる記事がなくてモヤモヤしていて、誰かに借りようかと思ったけど、結局8000円キャッシュバックキャンペーンにつられて最終日にNW-ZX507を購入して検証しちゃいました。
A100にしなかったのは、バランス接続したいから。
Amazon Music HD聴くならとりあえずウォークマンは買っておけ
で、結論はタイトルに書いたとおりで、むしろなんで今まで買うか買わないか迷っていたんだろうと。Amazon Music HDを契約してる人はウォークマンは買っておいた方がいい。
いろいろ検証して、技術的な面でもある程度こうなってるのかな、という程度には分かったのですが、細かい部分でブラックボックスだったりもするのでその辺については今回は置いておくとして、いくつかのポイントを挙げておきます。
ハイレゾストリーミング対応で24bit/192kHzで再生が可能
まず、通常のAndroidだと24bit/48kHzがOSの制約だったのが、OS側の設定でハイレゾストリーミングを有効にすると24bit/192kHzで再生できるようになります。ただ、設定がある場所が少し分かりにくいかな。
OSの「設定」→「音」→「ハイレゾストリーミング」という設定項目が増えています。
Amazon Music HDのUltra HD(ハイレゾ音源)は24bit/96kHzで配信されているものが多いので、サンプリングレートを整数倍(2倍)にしている程度なので、あまり音質に影響は無さそう。ただ最近はビットパーフェクトじゃないと、という人もいるので、そういう人にはごめんなさい。OSの制限で24/192固定なのと、動的に変更ができないので設定を変更するたびにOS再起動が必要になるのがやや難点かな。
あと、HDな音源は16bit/44.1kHzですが、これも24bit/192kHzにコンバートされて再生されます(多分)。44.1→192と整数倍じゃありませんが、じゃあ聴いてそれが分かるかというと私には全然分かりません。少しだけ残念なのが、コンバートしない選択を選んだり、変換をDSEE HX/Ultimateでやれないこと。
というわけで、120%大満足とまではいきませんが、通常のAndroidスマホで聴くより段違いに音は良くなっていると感じます。
音質フィルタが充実
これは以前のウォークマンからそうでしたが、音質を変えるフィルターが充実しています。
・DCフェーズリニアライザー