エレコムのルーターでtransix 固定IPにするとたまにインターネット接続できなくなる話(解決済み)
さて、前のブログでZOOT NATIVE 固定IPを契約して、エレコムさんのルーターに変更したお話を書きました。
ルーターの変更自体は簡単だったのですが、その後たまにインターネットに接続できない症状が出て困っておりました。全く接続できないのではなく、使っているとごくたまにインターネット接続できない、という状況だったので、あれこれ問題の切り分けをして、解決できたので、同じ様なことで困っている人がいた時のために解決方法を記しておきます。
多段ルーター接続に要注意
原因から言うと、多段ルーター接続にしている場合には要注意、ということです。
私の場合、フレッツ光のVDSLマンションタイプで、ひかり電話も契約しているため、どうしてもひかり電話ルーターが必要になります。そのため、以下のような数珠つなぎになります。
今までは単なるPPPoE接続で、インターネットルーターにはバッファロー製品を使っていたのですが、今回ここをエレコム製品に変更しました。そしてtransix 固定IP接続しています。
ひかり電話ルーターは、DHCPサーバー機能を持っています。そのため、インターネットルーターはひかり電話ルーターからIPアドレスをもらうことになります。
そうすると、エレコム製インターネットルーターは、自分自身がtransix接続しているにも関わらず、ごくたまにDNS名前解決をひかり電話ルーターに依頼する動きをします。これは、原因探しの時にインターネットルーターのログを見ていて偶然発見しました。当然、ひかり電話ルーターからインターネットへは接続できませんので名前解決が行えず、接続先ホストが見つからない、インターネットに接続できない、と判定されてしまうわけです。
多分、エレコム製ルーターは、このような多段ルーター接続を想定していないのでしょう(推測)。DNSフォワーダーの動作が想定していない接続のため、うまくいってない、ということになります。
解決方法はひかり電話ルーターのDHCPサーバー機能をオフに
原因が分かりましたので、とりあえずインターネットルーターの接続経路をtransix接続に絞り込みます。ひかり電話ルーターのDHCPサーバー機能をオフにすれば、IPアドレスを貰えませんので、接続を絞ることができます。実際、そのようにしたところ、完全に接続が安定するようになりました。
できれば、この問題が直るといいのですが、このあたりはエレコムの中の人次第かなと。
いずれにしろ、問題自体は解決できましたので、これでまたしばらくは様子を見ようと思います。