宮原徹の日々雑感

渋谷で仮想化している社長の日記です

本家WE300B 2021年版と2004年版を雑に聴き比べてみた

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

さて、今日から仕事始めなのですが、ゆるゆると今年の予定を確認したり、作業用に部屋を片付けたりしつつ、年末に入手できた本家WE300Bと、以前から持っていた2004年版本家WE300Bを聴き比べしてみました。なお、2004年版もデッドストック新品で入手して、チクチクと使っていたものです。

 

聴き比べた上での、それぞれの感想など。感想は聴いた順番。試聴したのは斉藤由貴「水響曲」をAmazon Music HDで再生しました。その他、諸々の環境はいつもの通りです。

 

水響曲

 

2021年版はスッキリ透明感のある響き

まず2021年版ですが、一言でいえば「透明感」。澄んだ空間の中から、ボーカルや楽器の音色が取り出されてくるようなイメージです。アコースティックな楽曲に合っている気がします。

2004年版は濃厚な味わい

2004年版は、ひと言でいえば「濃厚」。ボーカルも楽器も、艶があるような、何かが上乗せされているような印象を受けます。ジャズや室内楽などに合っている気がします。

 

真空管らしい音と言っていいのか、らしさという意味では2004年版でしょうか。一方、2021年版は良くも悪くも今風の音のように思いました。真空管でもこんな音が出るんですね、という感じ。ただ、2021年版ももう少し使っていったら、印象が変わってくるかも、と思いました。

 

現場からは以上です。