バーチャルサラウンドヘッドフォン XP-EXT1 が凄い
リビングのメイン環境はNR1200で2chにしてしまい、サラウンド感があるものといえば古くなったソニーのバーチャルサラウンドヘッドフォンぐらいでしたが、注目していたEXOFIELD技術を採用したバーチャルサラウンドヘッドフォン「XP-EXT1」が出たので発表と同時に予約、発売日の8月8日(土)に手に入れてあれこれ試してみました。所感を少し書いておこうかと思います。
セットアップに少しだけ苦労
EXOFIELDの特長である定位感を調整するために、事前にセットアップが必要です。本体とヘッドフォンをケーブルで接続して調整するのですが、スマホアプリで調整しようとしてもエラーが出ます。あれこれ試したところ、どうも接続ケーブルが堅いらしく、挿したと思ったらしっかりと入っていないようでした。
でも、1回設定すれば大丈夫なので、ここさえクリアすればOKです。
静かな環境で測定ということなので、音を出すエアコン、扇風機、ワインセラーも止めて、測定しました。
Dolby Atmosで臨場感ある音響空間が体感できる
なんか宣伝文句的な見出しですが、ひと言で言えば「買い」だと思います。高いけど。
まずはオマケについてきた「ボヘミアン・ラプソディー」を試してみましたが、ライブエイドのシーンなど、臨場感あります。逆にDolby Atmosではない状態で再生すると、やっぱり差があるなと感じます。
でも、通常のBlu-rayの5.1chなども、かなり良い感じです。未見だった「ワイルド・スピード」も、迫力あるドライブシーンなどかなり音として楽しめました。重低音が欲しいわけではないので、バッチリですね。
というわけで、金額的には高く見えますが、これだけの音が楽しめるなら安い買い物だと私は感じました。多分、体感してみないと分からないところもあると思うので、機会があれば是非試してみて欲しいですね。