WH-1000XM2とWH-1000XM4を聴き比べ
買うべきか、買わざるべきか、それが問題だ。
悩んでいましたが、買ってから後悔、という格言に従い、事前予約して発売日に入手したWH-1000XM4を、これまで使っていたWH-1000XM2と比較レビューします。
以下は聴き比べた上での結果を踏まえた記述。
常用するのはiPhoneとの組み合わせなので、あえてiPhoneとAAC接続。
WH-1000XM2
音質としてはフラットな感じ。味付け少なめが好きな自分としては好みの音。ただ、特に低音でパンチ力は弱く感じる。
だいぶ使ったせいか、バンド圧低めに感じる。圧迫感が苦手な人はこれぐらいがいいかも。
DSEE HXは効果を感じにくい。切り替えてもあまり変わらない。効いてるのかな?
WH-1000XM4
音質としてはやや低音強調。でも、中高音域もちゃんと出てるので解像度が高い。今までのノイズキャンセリングヘッドホンだから、という感じが無くなっている。
新品なせいもあるけど、バンド圧が高い。特に下側。挟まれてる感じが強い。そのうち緩むかな?
DSEE Extremeは凄く効いている。音が伸びている感じ。ストリーミング系でのリスニングが多くなる組み合わせなので嬉しいところ。
イコライザーはExcitedがいい感じです。
ノイズキャンセリング性能について
ノイズキャンセリング性能も上がったというけど、自室内のファン騒音程度の違いではそこまでの差は感じない。そもそも、NC効きすぎなのは音質に影響与えすぎるのであまり好きじゃないしね。
外観
質感はXM4がよくなった。でも、XM2のシボの感じが実は好き。ボタン位置がズレてちょっと使いにくくなったかな。付属のType-C口になったケーブルは、もう少しだけ長いと嬉しいかも。
まとめ
というわけで、違いは結構感じる。でも、XM2がちゃんと使えるのにあえて買い換えるか?というと、少しでも音質をよくしたい人向けかな、という感じ。もちろん、メインNCヘッドホンはXM4に交代ですが。