宮原徹の日々雑感

渋谷で仮想化している社長の日記です

オンライン会議におけるマイクの重要性のお話。主に環境作り。

実践的なマイクの選び方

前回、オンライン会議ではマイクが重要というお話を書きました。

 

tmiyahar.virtualtech.jp

では、実際にマイクをどう選ぶべきか。検索するとかなりの記事が引っかかっては来ますが、個人的にはあまりピンと来る記事もないので、あらためて書いておきます。

ただ、最大の難点は、記事でいくらマイクを紹介しても、現在圧倒的な品不足で入手することが困難という点です。そのあたりを割り引いて記述することにします。

 

音質を気にするならまず部屋の環境から

どんなにいいマイクを使っても、収録する環境が劣悪なら意味がありません。むしろ、感度がいい分、沢山の環境音を拾ってしまいます。

これは部屋の環境をよくしろ、という話ではなく、むしろバランスを考えたらそこそこのマイクでもいい、という意味で最初に挙げておきます。

 

設置面積を考えていますか?

ここ最近、自宅の作業環境をSNSなどに上げることが増えていますが、これみよがしに所狭しと機材を並べているようなことが多いように感じます。

しかし、『Sound Recording』などを読んでいれば分かりますが、基本的に環境は「Simple is Best」。できるだけ簡潔にまとめることが大事です。

基本的に在宅ワークは普通にデスクワークをすることがメインです。オンライン会議はその中で時間的に何%を占めてますか?あるいは綺麗にビデオ動画を流したり、クリアな音声を流すことでいくら稼いでいますか?(クオリティアップで要求をクリアできたり、売上を上乗せさせられるという意味で)

特に色々な機材は、思った以上に場所を食うものです。機材のフットプリントだけでなく、配線するための余地などを考えると、単純なデスクワーク作業にとっては邪魔なだけです。大事なことだからもう1回。

 

「機材は邪魔」

 

テンションが高いうちはいいですが、段々とミキサーもレベル操作もしなくなり、ただそこにあるだけでしかないマイクやミキサーを疎ましく思うようになります。経験者は語ります。

デスクワークメインの環境においては、「場所を食わない」ということが一番のメリットであるといえます。

 

実践的なマイク選びを考えると・・

というわけで、オンライン会議のための実践的なマイク選びを考えると、以下のパターンしか無い事になります。

 

・まったく場所をとらないイヤホンマイクなど

実はこのパターンがすべてにおいてベストだったりする。超コスパ良し。

・コンパクトのオーディオI/Fとマイクの組み合わせ

新規に買うのは困難ですが、いい音で聴きたいとオーディオI/Fを購入していた人は選択可能。私はなぜかUA-4FXが手元に2台あります。ただ、外付けするマイクを選んだり、スタンドなどをどうするかでかなり迷います。

・USB接続マイク

音質と設置性を考えたら、バランス的にはこれしかない。

 

これ以外に、PC内蔵やカメラ内蔵マイクを使うパターンも考えられますが、音質がバラつく(かなり下の方に)ので、取り上げないでおきます。でも、Macの内蔵マイクは比較的良いですね。

 

というわけで、じっくりと書いている時間が無い中で書いてますので、具体的なマイクの紹介になかなか入れませんが、頑張って続けようと思います。