宮原徹の日々雑感

渋谷で仮想化している社長の日記です

オンライン会議におけるマイクの重要性

オンライン会議はカメラよりマイクを重視せよ

世間的にはオンライン会議のためにカメラやマイク、ライトやグリーンバックなどを充実させる話が多く出ていますが、やや目的と手段を取り違えているようなところもあるような気がしております。

特にカメラなどの映像関係はどんなに頑張っても開始時点で画面共有されてしまえば小さいサムネイル動画に押し込められてしまいます。この時の解像度は320x180。これはワンセグ放送と同じ解像度です。いくら頑張ってレンズで背景をぼかしても、フルHDで取り込もうと、このサイズに変更されてしまうのでは如何ともしがたい。さらに、画面共有だと大体そっちしか見ていないので、下手するとカメラ映像は見られていませんからね。

というわけで、カメラは2000円ぐらいで買える720p対応のUSBカメラ(いわゆるWebカメラ)で実用十分です(キッパリ)。まあ、それですら購入できない状況が続いてはおりますが・・

私は緊急事態宣言になる前に、機会学習用にJetson Nanoと組み合わせて使おうと購入したロジクールのC270nを使っています。これで十分です。いま見ると5000円。ぼってますね・・わざわざ高い金額を出して買う必要なんか無いですね。

 

 

マイクはいいものを使いたい

さて、カメラに比べて、マイクはとても重要です。カメラ映像は見られなくても問題ありませんが、音声は相手にきちんと話が届かないと意味がないですから。

というわけで、本題のマイクの話です。

 

手っ取り早いのはスマホのイヤホンマイク

誰でも1つ2つは持っている、スマホのおまけのイヤホンマイクはなかなか良いです。私はiPhone派なのでEarPodsが沢山ありますが、Lightning端子になってからのものが手元に沢山になってしまいました。できれば3.5mm 4極のものがいいのですが。

同じように、ソニーのヘッドフォンなどでは交換用ケーブルとしてマイク付き4極のものがあるので、これは以前から使っています。でも、オーバーイヤーはこれからの時期、暑くて嫌になるんですよね。

 おまけのものが無くても、3000円〜5000円ぐらいで音質のいいイヤホン+マイクという製品が沢山ありますので、お好みで購入されるのが吉かと思います。

 

ワイヤレスイヤホンは動き回れるメリットはあれど、マイクはやや微妙?

ワイヤレスイヤホン、特にAirPodsのような完全ワイヤレスのイヤホンを使っている人も多いのではないでしょうか。これらにもマイクが内蔵されていますので、オンライン会議で使うことができます。

メリットは会議しながら動き回れることで、Bluetoothが届く範囲内なら冷蔵庫に飲み物を取りに行ったりなども自由にできます(トイレには行かないこと)。

一方で、耳に取り付けているため、口から出る声を拾うのはマイキング的に不利。どうしても音がこもったような感じになります。これにインターネットの上り帯域不足が重なったりすると、相手からは聞き取りにくい音声と感じられてしまうので注意が必要でしょう。

カジュアルな会議やオンライン飲み会ぐらいであれば、もちろんメリットの方が大きいでしょう。

 

ガチのマイクを用意する?

一部のガチ勢は、USB接続ミキサーにマイクを繋いだりしていますね。やれコンデンサーがいいの、マイクアームを買っただの。

あらためて宅録ブームが来そうな感じで、趣味としてはアリだと思います。でも、ミキサーやマイクは結構場所を食うんですよね。私も趣味と仕事を兼ねて色々と持っていたりはしますが、ここ3ヶ月で本格的に運用するのは控えてきました。やはり設置面積や配線の問題が大きいですね。

というわけで、最終的な結論として、USB接続のスタンド型マイクがいいんじゃないか、という話になります。

ちょっと長くなりましたので、具体的なお話はまた次回。