宮原徹の日々雑感

渋谷で仮想化している社長の日記です

Amazon Music HDの再生がおかしいときの切り分け

Amazon Music HDが大好きな私ですが、完全にトラブルフリーというわけではありません。また、周囲でもあれ?ということがあるようで、そういう時に問題の切り分けをしないといけません。ただ、私みたいに組み合わせテストが趣味みたいなマニアはともかく、特定の機材だけでやられている方がほとんどでしょうから、そういう中でもトラブルシューティングができる方法を軽く書いておきたいと思います。

 

 

 

いろいろなデバイスで試してみよう

Amazon Musicは専用アプリでないと再生できませんが、いろいろなOSに対応しているので、手持ちのデバイスが複数あるようでしたら、いろいろなOS版のアプリで試してみましょう。

 

いろいろな再生方法(DAC)で試してみよう

外付けDACを使われている場合、どうしてもそのDACで再生したい、ということになるかと思いますが、外付けDACで無くても再生はできます。スマホタブレットの内蔵スピーカーでもいいですし、PCやMacでも内蔵スピーカーで再生できます。これらの再生方法で試してみて、問題が無いことを確認できたら、次はDACとの接続方法を変えてみましょう。USB DACなら、直結してみる、ケーブルを変える、USB HUBを変える、USC DACそのものを変えるなど、あれこれ接続方法を変えられるはずです。

 

バイスの再起動

再生がうまくいかない理由の一つに、再生デバイス本体の負荷が一時的に高くなっていて、USBでのデータ転送がうまくいっていないなどの可能性があります。バックグラウンドで何かのプロセスが暴れていたり、Wi-FiBluetooth、4G/5G回線などでの通信が阻害要因になる可能性もあります。これらの問題を解決するには、一番手っ取り早いのはデバイスそのものを再起動してしまうことでしょうか。

ただし、再起動直後は、これまたバックグラウンドで何かを起動しようとしてバタバタしていることもありますので、あまり効果を過信しすぎない、タイミングを見計らう必要はありそうです。

 

ストリーミングか、ダウンロードか

バイス負荷という意味では、ストリーミングは不確定要素が多い再生方法です。よく聴く楽曲などはダウンロードしてしまえば、ストリーミングを通信で行う負荷も下がりますので、トラブル回避の可能性に繋がります。

 

落ち着いて原因を探ろう

以上、Amazon Music HD再生のよくあるトラブルに対する問題の切り分けポイントを挙げてみました。うまくいかないのはどこかに原因があります。落ち着いて切り分けを行い、適切な再生環境を作って楽しみたいですね。

Software Design別冊「Linuxブートキャンプ」が発売されました

これまで「Software Design」に寄稿した様々なLinux入門記事を再録した「Linuxブートキャンプ」は発売されました。

色々な方が書かれた記事が入ってるんですが、私が書いた記事もいくつか入っています。トップバッターに来ているためか、作者欄の先頭に来ていて恐れ多い・・

 

 

内容的にも結構いろいろな領域をカバーしていて、初学者だけでなく、中級クラスぐらいの人も基礎の確認にはちょうどいいのではないでしょうか。これからのシーズンですと、新入社員や若手に勉強してもらうのにもちょうどいい内容となっていますので、是非とも購入していただければ幸いです。

それにしても、書いているのが知り合いばっかり、というのが、なんとなく技術系同人誌っぽいな〜、と思いました。

足首用薄型サポーターを購入

多分高校時代ぐらいにひどく足首を捻挫したためか、右の足首が昔から弱いです。ここ最近、運動不足が祟ったのもあり、沢山歩くと調子が悪くなりがちだったので、足首用サポーターを購入してみました。

今までも持っていたりしたんですが、結構厚手で靴を履けなくなってしまったりするので、薄手のものを探してみました。あれこれ比較した上で、エレキバンのピップさんが出しているプロフィッツシリーズが良さそうなので購入。

 

 

足のサイズは27センチで、足首周りは24センチぐらいなので、Lサイズにしてみました。

早速装着してみたところ、薄型で靴下を重ね履きしても、ほとんど違和感がありません。適度な圧迫感もあり、足首をしっかりとサポートしてくれている感じ。実際に少し長めに歩いてみましたが、サポーター無しに比べて安定感、安心感がありますね。今までは足が痛くなるから歩きたくないな〜、という感じでしたが、少し歩きそうな時はこれを装着して出かければ安心です。

これは良さそうだ、ということで、ローテーション用にもう1枚購入。

Kindle Fire HD 8(2020年モデル・第10世代)でAmazon Music HDを再生することについて雑なメモ

先日買ったKindle Fire HD 8が届いたので、早速Amazon Music HDの再生についてあれこれテストしてみました。

 

miyahara.hatenablog.jp

 

外付けUSB DACでの再生

まず、外付けUSB DACでの再生のテストです。

といっても、こちらは以前のモデルでも問題無くできているので、USB Type-Cになったことでのケーブル変更のテストに近いですが。

手元にUSB-CなOTGケーブルが無かったので、microUSBなOTGケーブルに、microUSB→USB-Cなアダプタをかまして接続してみたところ、問題なく接続、再生することができました。

相変わらず、Androidの制約か、再生する楽曲によって出力されるビット数やクロック数が変わるわけではなく、使用したCHORD Mojoのランプも同じ色で固定されっぱなしですが、一応Ultra HD音質での再生もできているっぽいです(厳密には見てない)。

 

BluetoothヘッドフォンとLADC接続

続いて、WH-1000XM4をBluetooth接続してコーデックを見てみます。

こちらもきちんとLDAC接続できました。

最近ではLDAC接続できるスピーカーも増えてきたので、それらと組み合わせて自分なりのEchoデバイスを作る、みたいなやり方もアリな気がします。

 

 

Alexaで再生

今回はShowモードで使うことなども想定しての購入だったので、まずはAlexaでの再生がどうかをチェック。

こちらも近くから発声しているためか、きちんと反応してくれますので問題なし。内蔵スピーカーも、横置きで左右上部に出てるのですが、サイズ感の割にはクリアな鳴り方をするので、結構好みの音でした。ちょっとした再生だけだったら、これはこれで、という感じじゃないですかね。もちろん、低音はまったくダメですけどね。

ただ、ちょっと分からなかったのが、Alexaでの再生と、Amazon Musicアプリでの再生は別物になっているみたいだということ。できればここは同期していて欲しかったのだけど。

 

Showモードの切り替え方法の罠

ちなみにShowモードへの切り替えですが、スイッチを画面上からのスワイプで探したら無いな、と思ったら、過去のドキュメントでは表示される画面の左下だったのに、いつの間にか右上に引っ越していたという。手品に引っかかった気分ですね。

 

Fire HDはAmazon Musicと相性はいい、か?

というわけで、実質4000円ぐらいで手に入れたにしては、想定以上の結果を出してくれました。こういう検証だけで私個人としては元が取れたぐらいの勢いですね。

たまにタイムセールなどで安くなっていますので、ちょっとした再生デバイスとして使いたいな、という方にはお勧めなんじゃないでしょうか。

私はリビングのSACD30nに接続して使おうと思います。でも、Echo Studioもいるから、Alexaは切っておかなきゃ・・

 

FIre HD 8を実質4000円ぐらいで購入した件、あるいはおまけのKindle Unlimited 3ヶ月分無料がどう適用されるかについて

先日から社内でAlexaを使ってあれこれお仕事をハックしたい、という話が話題になり、Alexa対応デバイスを安く買いたい、という話になっていました。

そんな中、Fire HD 8の白32GBが安くなってる、ということで見てみると、Kindle Unlimitedが3ヶ月無料で付いてお値段が変わらないというプランが。

現在、Kindle Unlimitedを愛用しているので、これはお得だなと。差し引きで4000円ぐらいでFire HD 8が購入できるので、ちょっと検証用にいいかなと。なにせ、私の持っているFire HD 8、第7世代なので何かとできないことが多くて検証で遊べないのです。

 

 

さて、Kindle Unlimitedですが、どういう風に無料になるのかな、と思ったら、現在月額課金なので、今月分が終わったところから3ヶ月分無料になり、その後また課金に戻るとのこと。なかなか優秀。

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ちょうど契約の切れ目だったので分かりやすい

明日届くみたいなので、早速Amazon Music HD、Showモード、LDAC接続できるの?あたりを検証してみる予定です。

300B 真空管 4種を比較してみると

さて、新春特別企画として、手持ちの300Bを雑に比較してみましたが、それぞれの特徴があって面白かったです。

バラバラの記事として書いたので、4種類をまとめて比較すると、大体以下の様な感じでしょうか(天下一品風)。

 

↑こってり
PAVANE WE300B
本家WE300B 2004年版
高槻 TA-300B
本家WE300B 2021年版
↓あっさり

 

いわゆる真空管らしいサウンドを聴きたいのであれば、PSVANE WE300Bはイメージにぴったりの音だし、コスパも良さそうです。さらにコスパのいいPSVANE 300Bもあるようで、こちらもすごく気になります。

逆に最新復刻の本家WE300Bは、ものすごく透明感のあるサウンドです。もう少し使っていくとまた味わいが変わるようなので、ちょこちょこと使っていこうと思います。

高槻のTA-300Bは、お値段は多少はりますが、それにふさわしい音を聴かせてくれると思います。

そういう意味で、ワンランク上の300Bが欲しい、と思った時、本家かTA-300Bか、という感じで悩むことになるかもしれませんね。

今回の比較をするにあたり、あらためて300B関係の情報をいろいろ見ましたが、まだ入手していない、中国、ロシアなどなどの300Bもあるので、また折を見て入手して試してみようと思います。

雑にTA-300Bを聴いた感想を書いてみる

本家WE300Bを2004年版と2021年版、PSVANE 300Bと3種類の300Bを聴いてきましたが、今回はTA-300Bです。

TA-300Bは国産の300Bということで、南さつま市にある工場で製造されています。

 

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さて、その音ですが、ものすごくクリーンな感じです。本家300B 2021年版は「透明感」と表現しました。TA-300Bも系統としては似ていますが、空気感があるとでも言ったらよいのでしょうか。本家300Bの2004年版と2021年版の中間ぐらいのイメージです。個人的には、TA-300Bの音が一番好きかな〜。

高槻電器工業さんは、TA-300Bに合わせた真空管アンプも出されていますが、是非一度聴いてみたいものですね。