Raspberry PiでKubernetesクラスタを構築する アクリルラック編
これまで、OSCなどでGit超入門ということでお話してきましたが、そろそろネタとして手垢がついてきたので、今後はKubernetesによるクラスタのお話をしていこうと思います。
とりあえず動かせることは動かせたのですが、私は基本的に仕組みについて理解し、それを伝えるようにすることにしているので、勉強としてはまだまだこれからです。そして理解した証拠として、なんらかの形で構築し、動かすところまで持って行くのですが、そこを賄うためにRaspberry Piを使ってKubernetesクラスタを構築することにしました。
Raspberry Piでクラスタを組むぞ。まず形から。
先日、久々に出社したオフィスで未使用のRaspberry Pi 4 8GBを三台ほど発見したのでゲットし、これをクラスタにするためのアクリルラックも購入しました。すでに1つ購入してスタッフにテストして貰っていたので、追加での購入です。GeeekPiのZP-0088というものです。
4台分組み立てないといけないので、ネジの組み付けなど大変ですが、なんとか完成。
このラックの面白いとこは、SDカードをグルッと回して、USBやLANケーブルのコネクタ側に廻してくるための基板が付いていることです。これはなかなか良い!と思っていましたが、これが曲者でした。
microSDカードに相性が?
動作テストということで、別途動かしていたmicroSDカードを挿してみましたが、起動しません。おかしいなと思ってHDMIを繋いで見てみると、メモリカードの読み込みエラーが出ています。OSの焼き直しなどもしてみても変わりませんので、試しにこのクラスタ用に新規に購入したmicroSDカードを使ってみたところ、今度は正しく動作しました。原因は分かりませんが、どうやら相性が出るようです。単に決戦しているだけにしか見えないのですが・・
結局、この問題だけで30分ぐらい浪費してしまいましたが、とりあえず解決はできたのでヨシとしましょう。
あとは、あらためてKubernetesの勉強をするだけですね。