ウェビナーのためのマイク選び。MXL770で初めてのコンデンサーマイク
マイク選びのエントリー、続きます。
これまで紹介したBlu YetiやAKG LyraはUSB接続できるマイクでしたが、ここからはXLR端子で接続するマイクです。そのため、PCに接続するにはUSB接続のためのインターフェースが必要です。
ここも様々なものがありますが、現状品切れのものばかりなので、とりあえず紹介するのは後回しにして、マイクのお話に。
このあたりのマイク選びとなると、単なるオンライン会議ではなく、ウェビナーのような聴く人が沢山いることを想定したマイク選びという感じになりますね。
マイク位置を考える
さて、長時間話すとなると座る位置や姿勢などのポジションなども重要になってきますので、最も考えるべきはマイキングです(我が王ではない)。マイクの位置や角度をどうするか、ということを考えるわけです。
普通のセミナーだったら手持ちマイクや胸元にクリップで留めるか、あるいはスタンドで、ということになりますが、マイクにきちんと音を拾わせるためには距離や角度が大事となります。このあたりの原理を知らない人がマイクを使うと、音が小さすぎたり大きすぎたりして大変ですが、そのあたりの話はまた別途。
PCの前に座ってプレゼンしながら話すウェビナーとなると、目の前や口元にマイクを置くのは難しくなります。もちろん、マイクスタンド、アームなどを使っていい位置にマイクを持って来れますが、結局その位置からあまり動けないという窮屈なことになるので、ある程度自由に動けることを想定しておく必要があります。
そうすると、マイクからある程度離れていても、それなりに音を拾ってくれるマイクを選ぶ必要が出てきます。
オフマイクで使うならコンデンサーマイクを
マイクには大別してダイナミックマイクとコンデンサーマイクがあります。我々に馴染みのあるのはダイナミックマイクの方。こちらは口元で使うことを前提としているので、上記条件には合いません。
コンデンサーマイクも、ある程度近くで使うことを前提にしていますが、それでもダイナミックマイクよりは距離があるオフマイクの状態でもそれなりに拾ってくれます。というよりも、感度が良すぎるので環境音、雑音もかなり拾ってしまいます。
一長一短ですが、上記の様にある程度楽な姿勢で長時間一人で話すのであれば、コンデンサーマイクを選ぶと良いでしょう。
実はBlue YetiもAKG Lyraもコンデンサーマイクでした。
MXL770をお勧めしています
USB接続でマイク入力するためのミキサーやオーディオインターフェースを持っている人にお勧めしているのがMXL770というコンデンサーマイクです。
1万円前後という価格では他にも色々と選択肢があるのですが、音質に定評があること、専用のサスペンションホルダーが付いていること、シンプルで飽きのこないデザインなどが私の選択した要因です。実際に使ってみても、初めてのコンデンサーマイクとしては良い選択だったと思いました。
個人的にはAT2020、AKG P120あたりも興味があります。
そんなに何本も購入するものではありませんので、色々と調べて購入してみてはいかがでしょうか。調べる過程で色々と勉強になりますしね。