電源スイッチ付きRaspberry Pi 4用ケースでラズパイオーディオを快適に
ここ最近、あまりガツガツやっていなかったラズパイオーディオ活動ですが、よいケースを見つけて改善があったのでご報告を。
ケース選択のポイント
私はプレイヤーにVolumioを使っていますが、各種操作はブラウザなどからするので良いとして、電源の入り切りをいちいちケーブルでやったりするのが面倒なので、いい感じのスイッチのついたケースが欲しいな、と思っていたら、たまたまFacebookで買っていた人がいて、私も購入。
GeeekPiからは他にも色々なケースが出ているのですが、以下のポイントから選択しました。
・形状ができるだけフラットであること。DACなどを乗せたりするので。
・できるだけ重い事。ケーブルの重さなどで動かないようにするため。
・2.5inch内蔵SSDが使えること。データをローカルに置いて、場合によってはネットワークレスでも使えるようにするために。
実際に届いたものを確認したところ、これらのポイントを満たしていたことと、さらにSSDは変換ボードが入っていてM.2タイプ(ただしNVMeではない)も使えるので、SSDは2.5inchでもM.2でもお好きな方が使える、というメリットが。
組み立てはちょっと大変
さて、組み立てですが、ゆっくりやろうと思っていたのですが、チェックしているうちに我慢ができず、勢いで一気に組み立ててしまいました。この手の作業に慣れている人であればそれほど難しくはないでしょうが、中に入っている変換基板と、GPIOやSDカードのためにフレキシブルケーブルを繋ぐところ、特に40pinのGPIOの繋ぎがとても大変です。正しいやり方がよく分からなかったのですが、受け側のソケットでケーブルを押さえる黒いパーツが外れてしまって難儀しましたが、多分正解は少しずらして隙間に入れた後、黒いパーツをギュッとするパターン?結構しっかり入れないとダメなので、奥まで入っていない時にはうまくいってません。
SDカードの方は、押さえの黒いパーツは90度起きるようになっているので、起こした後差し込んで、パチンと倒してあげる感じでOK。
GPIOは多分使わないので検証もしていませんが、SDカードは使えないと致命的なのできちんと動作確認をした上でケースへの組み付けをするべきでしょう。
SSDはちょうどいいものが手元にないのでお預けですが、電源ボタン長押しで電源を切ったり、電源を入れたりすることができたので、概ね期待通りの動きをしてくれて満足です。
ちょっと謎なのが、フロントにUSBポートがあるけど、バスパワーは来ているのにDACは認識してくれないこと。DACはセルフパワーなのでバスパワー不足は考えられないし、接続経路とかハブの問題かな?こちらももう少し確認が必要そうですが、とりあえずUSBメモリを認識してくれたらいいのに、というところでしょうか。
どうやら、ドライバーのインストールが必要だった模様です。USBポートと、PWMコントロールなファンが回せるようになるらしい。でも、ファンが回るとうるさいので、そこは考え処かな。Volumio使うだけなら、そこまでCPU使わないんですよね。アップサンプリングして長時間聞いていても特に問題起きなかったですしね。
というわけで、据え置き型にするのにいいケースですし、普通のRaspberry Piの使い方にも対応できますから、万人にお勧めできるケースです。