8月24日に『オープンソースの教科書』が発売になります
執筆のご依頼をいただき、GWぐらいから書き始めていた『オープンソースの教科書』が8月24日に発売になります。
私自身、初めてGCCやEmacsなどのGNUソフトウェアに触れて30年近く、そしてオープンソース関係に仕事的にも関わるようになって20年以上経ちますが、このような形でオープンソースのムーブメント全体についてまとめたことはありませんでした。
今こそあらためてオープンソースを学びたい
学生さんなど若い人と話していると、オープンソースであることがごく当たり前のように受け入れられています。たしかに先端のAI・機械学習などで使われているライブラリもオープンソースだし、OSから何から全部オープンソースで構成されています。いい時代になったものです。
ただ一方で、オープンソースって何?ってことについてきちんと理解されていないのではないでしょうか。もちろん、事細かに知っていなければいけない、ということではないのですが、やっぱりその背景にある思想やこれまでの経緯、そして魅力について知って欲しいなと思います。
この本には、私が関わってきたオープンソースにまつわる色々なことを、ただできるだけ主観を排してわかりやすく、学びやすく記述してみました。今後、オープンソースに関わっていく色々な人にとって最初の学びの本になってくれたら嬉しいですね。